以前から一度来たかった『気になる店』でした。
場所がわかりにくいとの事でしたので、
事前にGoogle Earthで空から場所を確認し
脳内地図にインプット!
御陰さまで無事迷うことなく到着できました。
さて、着いてみると
こんな所に、こんなお店が。。。と言う
シチュエーションです。
お店の外観も内装もマストな牧歌的装いで
その雰囲気に期待感が高まります。
置いてあるパン達は、どれもイイ顔をしています。
天然酵母特有の飾らない顔です。
目の合ったヤツを10種類ほど購入してみました。
後、近くで穫れた農産物(葡萄、茄子など)も
置いていましたので、バジルとキュウリを購入。
前後して訪れるお客さんも、1,000円〜単位で
購入されている印象です。
接客は非常に気持ち良く、
こちらの質問にも女性店主が丁重に対応してくれ
満足感、親近感が得られます。
帰宅して早々に購入したパンを食しましたが、
どれも敵を作らない穏やかな味、
個人的にはもう少しやんちゃな所も欲しい気がしますが、
きっと「自分のパンを焼く」のでは無く、
「みんなに喜んで貰えるパンを焼く」に
ベクトルを向けているのでしょう。
どちらにせよ、経営者(製造者)として、
ブレを感じさせない姿勢は素晴らしいですし、
車を転がして行っても、後悔しないお店でした。
いつも賑わっているお店です。
駐車場が狭いので道路で空きを待つ車も居ますが、
回転が速いのですぐに駐車できるでしょう。
狭い厨房にお母さん店員さんが確認出来ただけで6人、
見えない厨房奥にも何人か居そうな雰囲気、
少し密集度高く動きにくそうです。
それはさておき、
まずザルを注文。
ヌルっとした食感ながら噛み応えのある麺で、
1本が非常に長い麺です。
薬味はシンプルにネギと練りワサビのみ。
つけ汁は甘さ勝ちの田舎風。
味ははっきりしているのに、舌や喉に止まらない
返し針がない味でした。
次に天婦羅うどんを追加注文。
薄くて平たいせんべい状の天婦羅で
水分を吸わない強さがあります。
箸では裂けないので、そのまま噛み切る感じで
口に運びました。
麺はザルとは違う配合なのかな?
エッジの立った硬い食感で、噛み締めるタイプの麺です。
食べ進めてもなかなか伸びないので、
きっと水分量少なめで打っているのでしょう。
出汁は澄んだタイプで塩分少々強め、
うま味調味料が効いていますが
気になるほどではありません。
トータルして、☆3.5、
昔ながらの大衆うどんと言う感じです。
値段設定や、お店の雰囲気も含め
十二分に満足できるとお店だと思いました。
以前から気になっていたお店、
本日念願かなって入店しました。
まずお店の雰囲気は、狭くてぎゅぎゅっとした印象、
どこか懐かしさを覚えます。
そして身内商売的なアットホームさが昭和的です。
接客もとても気持ちよく、
初めての訪問でも何の息苦しさも感じません。
さて、肝心のうどんです。
麺は少し頼りない「女麺」ですが、
「ザル」にすると喉越しが心地良く、
ぬるぬると胃の中に吸い込まれる感じです。
「ぶっかけ」は、テーブルの旨味醤油を自分でかける方式で、
とても素直だから敵を作らない美味しさ。
そして「かけ」は、澄んだタイプの出し汁で
塩分少し強め、しかし品の良さを備えている
旨い汁でした。
けっして今時の『うどん』ではありませんが、
どこか懐かしく、ほっと安心する美味しさで、
分かりにくい場所に在りながらリピーターが
多いのもうなずける味でした。
ごちそうさま。
またお邪魔します。
会社の近くなのに、まったく気がつかなかったお店。
昼食難民になっていた時に発見!
お腹が空いていたので、ボウケンジャーしました。
店内には数人のサラリーマン、
松花堂のようなランチを食べています。
壁に貼られたメニューは、
韓国アリ、お好み焼きアリ、居酒屋アリ、
ともかく何でもアリのお品書き。
実体が掴めないまま私も日替わりランチを注文。
「大?小?」と訊かれたのでとりあえず「小」をオーダー。
運ばれて来たのは、松花堂に収まった
タラの煮付け、手作りハンバーグ、えのき茸の煮物、
野菜サラダ、焼きウインナー、味噌汁にご飯。
十分な量でした。
味付けは、お母ちゃんの作った料理って感じで
どれもはっきりした濃い味。
食後に「コーヒー飲むか?」の問いかけに
頂くと返事をするとペットボトルのアイスコーヒーを
なみなみ注いでくれて。。。。。
。。。。以上で450円也!
なんじゃコレ!ちゅう感じです。
決して清潔感溢れるお店でもないし、
味付けもお母ちゃんレベル、
しかし450円は無茶苦茶です。
ちなみに(大)は550円だったような。。。
トータルして、誰にでもお薦め出来るお店ではありませんが、
腹を空かせた若者野郎にはマストな店かもしれません。
PS.
紹介の写真は店舗横に設けられたテイクアウトのお店です。
夏はかき氷、秋からは焼き鳥を販売しているようです。
骨董屋さんの隣にひっそりと在る洋菓子店。
ショーケースを覗くと、
昭和組が安心出来る商品が並んでいます。
モンブラン、苺のショート、マロンパイにシュークリームetc.
ケーキが特別な日の御馳走だった頃のものばかり。
そうそう「20世紀少年」の時代です。
キャバレー「ロンドン」が流行っていた元気在る時代、
そんな頃にタイムスリップできるお店です。
ケーキの味は、けっして今時の複雑な組み立てでは
ありませんが、なぜかホッと出来る安心感が在り
「裏切らない味」と言えばよいのでしょうか。
長年洋菓子店を営んでこられた店主の
プライドや誇りをスポンジの細やかさや
クリームの正直さから感じ取れます。
昭和組が1店舗、また1店舗と店じまいする昨今、
一日でも頑張って欲しいお店の1つです。
このお店は、パテスリーでは無く、
ケーキ屋さんと言う言葉が似合うお店です。
ショーケースに並んでいるケーキ達よりも
ホールタイプのデコレーションが目を引くのは、
きっと誕生日や特別な日に食べるケーキと言う
コンセプトを今もって貫いている昭和感覚かもしれません。
それはケーキの魅せ方や味わいにも反映して、
リキュールや香料などを極力抑えた組み立てに成っています。
だからお子さんも安心して食べられる感じです。
しかし、裏返せばこれはファミリー向けのケーキであって、
恋人同士のシチュエーションに登場するケーキでも
大人から大人へギフトするケーキでもありません。
TPOに併せて利用したいお店です。
何度かお邪魔して、めぼしい焼き菓子を購入しました。
シンプルと言えばシンプル。
素朴と言えば素朴。
しかしそれ以上の言葉は見つかりません。
あくまでも私の憶測ですが、
きっと店主の趣味が高じて構えたお店のように思えます。
基本的な”乳化”とか”ph”と言った学びを
スルーしてしまった独学の味と言った感じです。
そのスキル足らずを「素朴さ」と受け取る人も居ますので
否定はできませんが、
出来る事なら他店を1軒でも多く廻り、
客観的に自分の立ち位置を確認した上で
更なる学びをされたほうが、
本当の自分の菓子が焼けるのだと思いますよ。
たぶん今の菓子は自分の焼きたい菓子とは
違うのではないでしょうか?
ちょっと辛口でしたが、
思った通りの事を書かせて頂きました。