わたしの好きな仙台の紅茶メーカーの食材を多く使ってのお店作りなんで、紅茶もたいへん美味しく、びっしり書かれたメニューを読むだけで、すごく紅茶の勉強ができます。
食事として一品しかないカレーもそれだけを一所懸命作っておられるので、いつも美味しくいただいております。
焼菓子がまたどれも美味しい。
つまり、紅茶を中心に、それに合うメニューで構成されているので、店のコンセプトもオープンのときからすっとぶれていなくて、老舗のようなたたたずまいさえ感じます。
ひとつだけお願いしたいことは、ランチのときのゼリー、必ず付くんですが、わたしにはおなかいっぱいでもう食べられません。
オプションにしていただけると助かります。
店内は紫煙で目がしょぼしょぼするほどの換気の悪さ。
フリーターのような人たちのたまり場。
大声で携帯を掛けまくっていたり、畳の上でいびきをかいて寝ている人がいたりで、まるで無法地帯。
まったく注意しない無関心なオーナー。
壁に展示されているアートもアマチュアの方々の発表会となっていて、自己満足で完結している感じ。
わたしには次元が低くて評価に値しないような気がしますが、これが岡山サブカルチャーの発信地と考えると、わたし自信がついていけていないようで、ごめんなさい。
もちろんいただいたチャイは煮詰めすぎていて気持ち悪くなるほど後味がまずかったです。
狭いお店にオーナーさんが一人だけ。
お客さんもゆったりした感じなので、どうしてもお話ししないと場が持ちません。
独特のポーズなんでしょうが、とらえどころのないユルーい感じが、ちょっと苦手かも。食材など何を使っているのか、心配になってしまうからです。
コーヒーも安くてそれなりに美味しいのですが、畳の上に乱雑に置かれた物や埃を被った本などもうちょっと清潔さと併せて、オーナーさんから伝わって来るやる気が欲しいところです。
オープンの頃から熱心に通っています。
大切な人たちとの夜の食事は、ここをおいては他にありません。
シェフおひとりでの仕込みはオール手作りだと思います。
今どき、有名なフランス料理店といえども、サイドメニュー、デザートは手抜きで、惣菜メーカーから取り寄せていると聞きますが、それだけにここだけのお味が楽しめます。
お客が多すぎて待たされる、フランス料理は慣れていない、値段が高い安いなどの低次元の話でこの店を評価するのはあまりに失礼な気がします。
ファーストフードに慣らされた方々にはこの店の良さはわからないと思います。
本当の味の良さを分かる人、ゆとりを示せる大人の人、そんな方といっしょにこの店を共有したいです。
こんなお店は、岡山ではすごくマイナーだと思いますが、ずっと頑張って欲しいですし、お客さんの側でもっとリスペクトがあっても良いのではないでしょうか。
週末でお客さんが多いと思ったら、事前に予約をしておくとかしてあげた方が良いと思います。とはいえ、平日の夜は大変ゆったりとした感じで席に付けるので、時間を気にされる方はこちらをおススメします。
手作りハンバーグのランチをいただきました。
自然なやさしいお味に好感が持てました。
値段がはんぱなく安いので満足感は高かったです。
井原で食事をするならここをおススメします。
建物全体もあたたかい雰囲気に包まれています。