父が内科に入院していました。
担当医はなににつけても説明不足、現在の状態や治療方針などの話も入院時に1回あっただけです。食事がとれないので胃ろうを勧められましたが「いつまでも鼻から入れてられないから」という説明だけで、胃ろうのメリットデメリット等何の説明もありません。インフォームド・コンセントなんて全く意識されていない病院です。なんていうか…田舎の病院、田舎の医者って感じ。いまどきこんな先生いるんですね〜と思ってしまいます。第一病院は全体的にこんな感じに思います。中央病院や川大には就職できず、かといって開業するほどの力量もない、っていう先生の集まり…という印象です。ざんねーん
昨日、父の腹部大動脈瘤についてのセカンドオピニオンを伺わせていただきました。これまで、耳が遠くなったり、年相応の多少の物忘れはありましたが、頭もしっかりしていて庭仕事などしながら退職後も母と仲良く楽しく元気に暮らしていた81歳の父。本人にとってはもちろん、娘の私にとっても家族のはじめての大きな病気で、初診の病院で病名を告げられ、説明を受けたときには気持ちを落ち着けることができず、耳では聞いていても、頭で理解できていない、という状況でした。
大動脈瘤の手術数では岡山県内トップクラスの吉鷹秀範先生のお話をうかがうために、榊原病院を訪ねました。当日は急患が入ったりで、待ち時間はかなり長かったのですが、吉鷹先生は父と私が納得するまで話を聞いてくださり、治療法の選択肢なども丁寧に説明してくださいました。確かな知識と経験に基づくと思われる落ち着いた話しぶりととても安心感のあるお人柄で、父のようやく自分の病状を受け入れ、手術をうける決意ができたようです。娘としては榊原病院で手術してもらいたいのですが、父は義理がたいというのか…初診の病院に戻ると言っているのが残念です
なお、セカンドオピニオンというのは、依頼された側にはとても手間のかかることだそうす。そんななか、いやな顔ひとつせずにお話ししてくださった吉鷹先生に心から感謝しています。セカンドオピニオンをお考えの方は、ご自分が転院希望なのか、セカンドオピニオンを希望なのかをよく考えて、事前に紹介状のとり方などをお電話で相談されることをお勧めします。